今回の設置については、九州エリア、院内、ナースステーションにての設置は初めてであり、給茶機としては、お茶のみのロケーションは何台かありますが、とろみを付けての提供は、当院だけとのことです。
とろみ小型自動調理機「APEX-55T」について【開発の背景】
2018年よりとろみ飲料が自動調理できる機種を展開する中で、病棟の休憩所などの小規模施設において、省スペースに設置できる機種へのニーズが高いことが分かりました。そのような施設では一般的な給茶機を導入しているケースが多く、利用者のこまめな水分補給に利用されています。一方、とろみを必要とする方には手作業で調理を行うなど、看護・介助者が個別に対応しています。
アペックスでは、慢性的な人手不足が深刻化している医療・介護施設での作業負担を軽減するため、とろみ作りに人的労力を必要としない本小型調理機の開発に至りました。
本開発を通して、加齢や脳血管疾患等により低下する嚥下機能に配慮し、誤嚥リスクを軽減するためのサービスを提供。誰でもどこでも何歳になっても、「最高の一杯、最高のひととき」を楽しむ一助となるよう取り組んでまいります。【製品の特長】
「とろみ小型自動調理機」の最大の特徴は、原料の調合からお湯の注入、撹拌までの調理を紙カップの中で完結させる安全性や、人の手を介さず調理できる衛生面と自働化の利点はそのままに、飲料の種類を絞ることで幅55cmとスリム化し、省スペースへの設置を可能にしました。
とろみは、嚥下機能に応じて、薄いとろみ、中間のとろみ、濃いとろみの三段階から選べます。緑茶や麦茶のほか塩とライチ(スポーツドリンク系)やお湯やお水へのとろみ付けにも対応しています。原料はニュートリー株式会社の技術協力を受け、専用のとろみ材を使用しています。
衛生管理においては、調理ごとに撹拌機構の自動洗浄や、ご利用の多い時間帯を避けて行うオートサニテーション機能などが動作し、品質が維持されます。加えて、アペックス社員が月に1度設置先を訪問し、メンテナンスを行います。
3D医用画像解析ワークステーション
Canon「Virtual Place」導入しました。


当院でも対応可能です。

